【大阪の駅広告】大阪駅・梅田駅(JR・大阪メトロ・阪急・阪神)ターミナル駅の魅力と特徴
公開日:2023年02月07日 (火)更新日:2023年12月03日 (日)
西日本最大のターミナル駅、大阪駅・梅田駅(JR・大阪メトロ・阪急・阪神)の魅力を駅広告のトレンドを交えながら紹介します。
西日本最大のターミナル駅、大阪駅・梅田駅(JR・大阪メトロ・阪急・阪神)の魅力を駅広告のトレンドを交えながら紹介します。
目次
今回は西日本最大のターミナル、大阪駅・梅田駅の特徴、魅力を交通広告を交えながらご紹介します。この記事を見れば大阪・梅田のことがまるわかり!ぜひマーケティングの参考にしてください。
大阪・梅田エリアは「キタ」とも呼ばれ、大阪市の商業・ビジネスの中心地です。駅周辺には阪急百貨店うめだ本店、グランフロント大阪、LUCUA osaka、大丸梅田店、ヨドバシカメラうめだ、リンクス梅田など多くの商業施設が集積しています。駅から直結してアクセスできる施設もあるため、駅構内は鉄道利用者以外の人も多く行き交うエリアとなっています。また「梅田ダンジョン」と呼ばれるほど地下街も広がっており、多くのお店があります。
商業施設だけでなくビジネス利用も活発しています。駅を中心として多くのオフィスビルが建ち並んでいますが、商業施設にオフィスとしての機能もあるため、多数の企業が密集しています。日本を代表する企業の本社、支店が大阪・梅田に集まっています。
ビジネスパーソンだけでなく、多くの若者も大阪梅田に集まります。HEP FIVEやエスト、NU茶屋町付近のエリアを総称して茶屋町呼び、10代~20代向けのお店が多く集まっています。HEP FIVEの赤い観覧車は街のランドマークとなっています。
次に大阪駅・梅田駅の駅広告の特徴について、データから紐解いてその魅力をご紹介します。
大阪梅田エリアには合計7つの駅が存在します。それぞれの駅の1日のおおよその乗降客数は以下の通りです。(※1)
JR大阪駅 | 約84万人 |
阪急大阪梅田駅 | 約44万人 |
Osaka Metro(大阪メトロ)梅田駅 | 約34万人 |
Osaka Metro(大阪メトロ)東梅田駅 | 約14万人 |
阪神大阪梅田駅 | 約14万人 |
JR北新地駅 | 約10万人 |
Osaka Metro(大阪メトロ)西梅田駅 | 約10万人 |
大阪梅田ターミナル全体では計約210万人、これは池袋に次ぐ全国屈指のターミナルと言えます。駅名は統一されてないですが、上記7駅は地下道などを通じて、徒歩での乗り換えが可能となっています。駅広告に関しては電車利用者以外にも訴求できる媒体もあるため、大阪梅田エリアのメディアパワーは乗降客数以上の期待ができます。
大阪には日本有数の地下街があります。Osaka Metro(大阪メトロ)梅田駅や東梅田駅付近に広がる地下街で「Whityうめだ」「うめちか」と呼ばれ、1日の平均来場者数は約40万人を誇ります。
ホワイティうめだ全体の来場者属性は、やや男性優位ですが、飲食店や洋品雑貨のお店も多いため、来場者の購買属性は女性優位なのが特徴です。
また大阪梅田にはWhityうめだ以外にも地下街が存在します。阪急大阪梅田駅付近の「阪急三番街」やディアモール大阪、ドージマ地下センター(大阪駅前地下道、Osaka Metro(大阪メトロ)西梅田駅を介して)ともWhityうめだは直結しており、梅田ダンジョンと呼ばれる地下街を形成しています。
では大阪・梅田エリアの6駅について、個別にご紹介します。
JR大阪駅は西日本最大のターミナル駅で、1日の乗降客数は全国4位の多さです。駅を中心に形成される巨大複合施設「大阪ステーションシティ」は先述した大丸やLUCUA osaka を含め、ホテル、オフィス、映画館などから構成されており、話題の絶えないスポットとなっています。
JR三ノ宮駅から約20分、JR京都駅からも約30分でアクセスできるため、関西主要駅からの来訪者も多いです。さらに大阪と難波を結ぶ、なにわ筋線「うめきた新駅(仮称)」の開業も2023年春に控えており、駅と周辺地域の開発が進んでいます。今後の新たな大阪駅にも注目です。
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Osaka Metro(大阪メトロ)の「梅田」と名の付く3駅
続いてOsaka Metroの梅田3駅をご紹介します。Osaka Metroには「御堂筋梅田駅」「谷町線東梅田駅」「四つ橋線西梅田駅」と梅田と名前のつく駅が3つあります。
Osaka Metroの中心駅であり、Osaka Metroの中で最も乗降人員が多い駅が梅田駅です。また梅田駅を含む御堂筋線は大阪市内の主要駅である、新大阪駅、なんば駅、天王寺駅を直線的に結ぶ路線で、Osaka Metroで最も利用者が多い路線です。
阪急百貨店、阪神百貨店、阪急三番街、ヨドバシカメラなどの商業施設は各改札口からアクセスしやすいため、改札外のコンコースも来場者が多いです。
中改札と南改札の間には、駅ナカ商業施設であるekimo梅田があり、11の店舗が並んでいます。
また梅田駅のホームには横40m × 縦4mのLEDビジョン「Umeda Metro Vision」(ウメダメトロビジョン)が設置されており、「地下空間における最大のディスプレー」としてギネス世界記録に登録されています。広告媒体として運用されており、大迫力の空間演出でインパクトのある訴求が可能です。
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続いてはOsaka Metro谷町線東梅田駅です。御堂筋線に次ぐ輸送人員の多さとなっている「谷町線」の中心駅です。谷町線は御堂筋線同様、大阪市内を南北に結んでおり、南森町駅、天満橋駅などビジネス街の最寄り駅が多くある路線です。またOsaka Metro全路線の中で最も営業キロが長い路線で、
大日駅(守口市)から八尾南駅(八尾市)まで約28kmとなっています。
東梅田駅周辺にはWhityうめだや大阪駅前ビルなどがあり、他の駅同様、商業・ビジネスの中心です。
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最後の梅田駅はOsaka Metro四つ橋線西梅田駅です。西梅田駅を始発駅とする四つ橋線は肥後橋駅、本町駅など特にビジネス街利用者に多く使われています。また住之江公園駅で南港ポートタウン線(ニュートラム)に連絡しています。
他の梅田駅同様、地下街を通じて商業施設、オフィスビルと繋がっており、大阪有数のビジネス街「堂島」エリアへは、西梅田駅を経由してドーチカと呼ばれるドージマ地下センターを通じて繋がっています。またハービスENT(エント)、ハービスOSAKAなどの商業施設が周辺にあります。
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続いては阪急大阪梅田駅についてご紹介します。京都本線、宝塚本線、神戸本線の列車の終着駅であり、関西私鉄最大のターミナル駅です。京都河原町駅、阪急宝塚駅、阪急神戸三宮駅と、関西主要駅を結ぶネットワークの起点となっています。
日本を代表する百貨店である、阪急百貨店うめだ本店は駅から直結しており、その他、阪急ターミナルビルや阪急三番街など、多くの商業施設、オフィスビルが駅周辺に存在します。
また大阪梅田エリアで有名な待ち合わせ場所として「ビッグマン前」と呼ばれる広場が1階コンコースにあり、電車利用者のみならず、常に多くの人が行き交っています。
「ビッグマン前」という名前の由来は、この広場に「ビッグマン」(BIGMAN)という大型ビジョンが設置されているためで、広場はイベントスペースとしても利用されています。
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大阪梅田エリアの駅紹介、最後は阪神大阪梅田駅です。阪神電鉄で最も利用者の多い駅であり、阪神本線の起点駅です。神戸三宮から梅田駅を結ぶ阪神本線は山陽電鉄と相互乗り入れしており、尼崎駅から大阪難波駅を結ぶ阪神なんば線は、近鉄奈良線とも乗り入れをしているため、兵庫、大阪、奈良県をまたがって広く運行しているのが阪神電鉄の特徴です。
阪急百貨店同様、阪神大阪梅田駅と阪神百貨店は隣接しており、地下道を通じて多くの商業施設と繋がっています。
また見出しにもあるように、甲子園球場への玄関口となっており、プロ野球、高校野球開催時には全国から利用者が集まります。
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続いては大阪梅田エリアの駅広告のトレンドについて、媒体種類別ごとにご紹介します。駅広告のイメージというとポスター広告や看板広告が思い浮かぶかもしれませんが、様々な媒体が存在します。駅広告の特徴として4つの点が挙げられます。
・駅・エリアに絞ったターゲットに訴求できる
・駅や掲出場所によっては利用者の属性がある程度絞られるため、特定のターゲットに訴求できる
・大型メディアや複数枠のポスターを掲出するなど、大胆なプロモーション展開が可能
・駅や媒体によっては、掲出費用が比較的リーズナブル
人気の媒体は抽選になることも多く、掲出6ヶ月以上前からの申込検討が必要な媒体もあります。
Umeda Arch Vision(梅田アーチビジョン)※2023年4月以降
近年、駅広告の中でも人気なのが静止画、動画をビジョンで放映するデジタルサイネージ広告です。
サイズが大きい媒体や、複数面で同時放映可能な媒体が特に人気となっており、空間ジャックできる広告媒体として需要が高まっています。
素材があれば、媒体に合わせてリサイズするだけで放映が可能なので、他のメディアで利用した動画を流用することも可能です。制作費を抑えることができるのもデジタルサイネージ広告の魅力です。
また音声ありの素材を放映できる媒体もあるので、さらに目立ちます。
最近では3D映像を利用した放映も増えており、今まで以上にインパクトのある映像で訴求できるのもデジタルサイネージの特徴です。
駅ポスター広告は、駅構内の規定枠に掲出される広告です。サイズはB0・B1・B2 規格のサイズが一般的で、駅やサイズによって料金が異なります。短期間で掲出されるため、新商品発表やイベント周知に向いています。
駅によってはB0サイス×10枚以上を組み貼りするような大型ポスター媒体や、複数駅にまたがって同時掲出する沿線セット商品があり、目的にあった訴求が可能です。
最近のトレンドとしては、ターミナル駅で大型デジタルサイネージと大型ポスターを組み合わせて、とにかく目立つ展開をするという事例が多いですが、
キャンペーン促進のため、QRコードをポスターに掲載して視聴者に参加してもらう手法や、推しのアイドルやキャラクターをファン同士が集まり広告を出稿する「応援広告」という手法も増えてきています。
またポスターならではの特殊展開も可能で、カメラをポスターにかざすと情報が得られるARポスターや、実際の商品サンプルをポスターに貼って、持ち帰りすることができる「ピールオフ広告」など、話題性を喚起する広告展開も増えています。
臨時広告とは本来広告枠が設定されていない場所に申請をして掲出する広告媒体です。
広告を貼りたい場所を事前に現地調査後、電鉄へ申請して承認された場合のみ掲出することができます。業務上支障が出る場所には掲出することは不可、申請の確認に時間がかかることが多いです。
希望の場所に掲出ができるため、幅広い広告展開が可能です。
特殊広告とは看板、デジタルサイネージ、ポスター広告以外の駅広告を表すことが多いです。
アドピラーと呼ばれる柱巻き広告や、床にシートを貼るフロア広告、天井から吊り下げるフラッグ広告などが特殊広告(SP広告)と言われます。
特殊広告もデジタルサイネージやポスター広告と組み合わせて同時掲出する駅ジャック展開が近年のトレンドとなっています。
最後にご紹介するのが駅看板広告です。長期間(3ヶ月以上)掲出する告知に向いており、デジタルサイネージや駅ポスターを同期間掲出するよりも費用を抑えて出稿することが可能です。駅ポスターよりサイズが大きく、視認しやすい場所に設定されることが多いため、企業ブランディングや、認知獲得のために向いている広告媒体です。
最近では、看板2枠分を横並びで掲出して目立たせたり、繋げてワンビジュアルのデザインにするなど、看板広告でもとにかく目立たせる掲出方法が増えてきています。
「駅看板」の広告は、下記記事をクリック。ご覧ください。
・大型のデジタルサイネージ広告、ポスターセット広告が人気。
・見る人にインパクトを与える「駅ジャック」展開が増えている。
・SNSでシェアをして応募するなど視聴者参加型の広告がトレンド。
・ファン同士が集まり広告を出稿する「応援広告」が増えている。
今回は大阪梅田エリアの特徴・魅力を駅別、広告別に紹介しました。
大阪梅田エリアターミナルは全国でも上位の通行者を誇るエリアであり、そのエリアでの交通広告はブランディングや認知獲得に特に効果的だと思われます。
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令和3年度大阪府統計年鑑(令和4年3月刊行)参照
https://www.pref.osaka.lg.jp/toukei/nenkan/tn2021index.html#09
JRについては令和元年度の乗車人員を2倍した数字で算出