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ビジネスターゲットのOOH、タクシー広告の魅力を紹介

公開日:2023年04月03日 (月)
更新日:2023年06月22日 (木)
ビジネスターゲットのOOH、タクシー広告の魅力を紹介

BtoB商品・サービスのコンバージョンを獲得するには、決裁権者への直接的なアプローチが欠かせません。
そんな中、決裁権者にダイレクトに自社商品をアピールできる広告手法として注目されているのが「タクシー広告」です。タクシー後部座席のディスプレイ広告(デジタルサイネージ広告)を見て「BtoB向けの広告ばかりだな」という印象を抱いた方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、タクシー広告の概要や魅力、費用、実施事例などについて解説します。
記事を最後までチェックすれば、タクシー広告に関することが一通り分かりますよ。

タクシー広告とは?

タクシー広告とは、タクシーの外側や内側に掲載される広告のことです。

「タクシー広告」と一言で言っても、デジタルサイネージやラッピング、リーフレットの設置など、種類は多岐に渡ります。

後ほど詳しく解説しますが、タクシー外側の広告は歩行者や車を運転している人に、タクシー内側の広告はタクシーの乗客に広告効果があります。

また最近では、タクシー広告の中でも最も効果が大きいとされる「後部座席のデジタルサイネージ広告」を指してタクシー広告という言葉が使われるケースもあるようです。

タクシー広告が注目される理由

タクシー広告が注目される理由は、他の交通機関にはできないターゲティングが可能である点にあります。

タクシーの利用者は、お金を払ってでも時間を確保したいと考えるビジネスパーソンや経営者層、富裕層が大半なため、高額商品やBtoB商品との相性が良いです。

また加えて、比較的お金に余裕のあるシニア層の利用比率も高くなっていますので、サプリメントや健康食品など定期購入が見込めるBtoC商品との相性もよいです。

バスや電車のような他の交通機関ですと、経営者層や富裕層の比率は、タクシーと比べて大幅に低いですからね。ターゲット以外の層にも広告が届き、費用対効果が下がってしまいます。

経営者層や富裕層の比率が高い乗り物として、飛行機が挙げられます。しかし飛行機は旅行者の割合も高いため、タクシーほど細かなターゲティングはできません。

以上の理由から、タクシー広告は経営者層や富裕層に訴求をしたい企業から注目を集めています。

タクシー広告のターゲット

タクシー広告のターゲットは、以下の3者に分類されます。

・時間がないビジネスパーソンや経営者層

・時間や快適性を優先する富裕層

・歩行者など

それぞれ詳しく見てみましょう。

時間がないビジネスパーソンや経営者層

時間がないビジネスパーソンや経営者層は、バスや電車といった公共交通機関よりも、タクシーを選択する傾向にあります。

タクシーの方が費用はかかりますが、駅まで行ったり、駅で待ったりする必要はありませんからね。現在地から目的地まで、最速で移動ができます。

またバスや電車のような公共交通機関では、移動中に仕事ができません。一方でタクシーであれば、パソコンを開いたり、電話をかけたりといったことも可能です。

タクシー車内にある広告では、そういった層への訴求ができます。

時間や快適性を優先する富裕層

時間に追われてはいないものの、「費用がかかるとしても快適な方を選択したい」と考える富裕層も、移動手段としてタクシーを選択する傾向にあります。

タクシーはバスや電車と比べるとのんびりと過ごせますからね。満員電車の心配も不要です。

タクシー広告と言うと「ビジネスパーソンや経営者層向けのもの」といったイメージが強いです。しかし富裕層向けの高額商品やサービスの訴求にも向いています。

屋外広告としてタクシー利用者以外にも

タクシー広告のターゲットは、経営者層や富裕層だけではありません。

サイドや後方の窓に貼られたステッカーや車体のラッピングは、タクシー利用者ではなく、歩行者や車のドライバーへの広告効果が期待できます。

屋外の看板広告は、特定の場所を通ったときにしか目に留まりません。しかしタクシーは街中をぐるぐると移動しています。よって何度も広告を目にすることとなり、単純接触効果(ザイオンス効果)が期待できます。

タクシー外側の広告が歩行者や車のドライバーの目にとまるのは数秒程度です。よって商品・サービスの購入や申し込みはあまり期待できません。しかし認知度の向上は期待できます。

タクシー広告の魅力

タクシー広告の主な魅力は、以下の3つです。

・広告視認率が高い

・ターゲットを絞り込みやすい

・広告から次の行動に移りやすい

それぞれ詳しく見てみましょう。

広告視認率が高い

タクシー広告は、他の広告と比べて広告視認率が高いです。特にデジタルサイネージ広告は、タクシーに乗っている間、目の前に表示され続けます。

タクシー利用者が余程他の作業に集中していない限りは、広告が乗客の目に留まるでしょう。

他の広告の場合は、タクシー広告ほどの広告視認率を獲得できません。例えばWeb広告の1つ、YouTube広告であれば、大半の広告は数秒経った後にスキップされてしまいます。

またテレビCMであれば、CMが流れている間は他のチャンネルに変える方が多いです。

一方でタクシー広告の場合は、スキップもチャンネルを変えることもできません。

ターゲットを絞り込みやすい

タクシー広告ほどターゲットをピンポイントで経営者層や富裕層に絞り込めるOOHはなかなかありません。

電車広告や駅広告、看板広告も経営者層や富裕層の目に留まる可能性はありますが、それ以上に様々な人の目に留まりますからね。

また経営者層や富裕層は、高齢の方が多い傾向にあります。そういった方は若い方に比べて、インターネットを使う頻度が少ないです。

よってWeb広告ではなかなか訴求ができない層にも、タクシー広告であれば訴求ができます。

広告から次の行動に移りやすい

タクシーは、プライベートかつクローズドな空間です。

よって広告に興味を持ったら、スマートフォンで検索をしたり、メモを取ったり、電話で誰かに伝えたりできます。

「この商品いいな」に留まらず、タクシー内で次の行動まで取ってもらえる点がポイントです。他の広告媒体であれば、「いいな」とは思ってもその場で行動するには至らず、しばらく経ったら忘れているなんてこともありますからね。

タクシー広告の種類と費用

タクシー広告は、以下5つに分類されます。

・タクシー車内デジタルサイネージ

・タクシー車体ラッピング

・リーフレットを設置

・窓にステッカーを掲出

・サンプリング

それぞれの特徴や費用相場について、詳しく見てみましょう。

タクシー車内デジタルサイネージ

タクシーの後部座席前方に設置されたディスプレイに流れている動画広告です。動画と音声での訴求が可能です。

Web広告上の動画広告は、視聴中のコンテンツを遮って放送され、嫌悪感を抱かれることがあります。しかしタクシー車内のデジタルサイネージではそういった心配は不要です。

タクシー広告の中で最も効果的な広告であるため、広告費は他4つと比べると高くなっています。

出稿回数にもよりますが、1週間で200〜650万円程度の広告費がかかります。ただしそれ以上の広告効果を期待可能です。

タクシー車体ラッピング

タクシーのドア4つにラッピングを施す広告です。タクシー利用者にも訴求効果がありますが、メインとなるターゲットは歩行者や周辺の車のドライバーです。

バスや電車は決まった路線を走ります。一方でタクシーに路線はないので、幅広い層に広告を見てもらうことができ、自社商品やサービスの認知拡大に役立ちます。

広告費は、タクシー1台あたり月額35,000円〜です。

リーフレットを設置

運転席や助手席の背もたれ部分にラックを設置し、その中にリーフレットを入れて行われる広告です。

紙媒体かつサイズが大きいので、他のタクシー広告と比べて多くの情報量を届けられます。また自宅に持ち帰ってもらい、じっくりと読んでもらうことも可能です。

広告費は、タクシー1台あたり月額2,000円〜です。

窓にステッカーを掲出

左右や後方の窓に貼られるステッカー広告です。両面印刷にしておくことで、タクシー利用者にも歩行者や車の運転手にも訴求ができます。

後方の窓に貼られるステッカーは、タクシー利用者からは見えません。一方で信号待ちのときなどに、後続車からよく見えるといった特徴があります。

後続車の運転手の共通事項は「車を運転している」という点ですので、車に関する広告との相性が良いです。

広告費は、タクシー1台あたり月額1,000円〜です。後方の窓に貼られるステッカーにかかる広告費の方が、左右に貼られるステッカーにかかる広告費よりも高くなる傾向にあります。

サンプリング

タクシーの乗務員から乗客に手渡される商品サンプルやクーポン券などのことです。

タクシー会社への広告費とは別に、商品サンプルやクーポンによる割引分といった経費がかかり続けます。しかしその分、乗客に喜んでもらえるため、高い広告効果が期待できます。

タクシー運転手に「男性(女性)の乗客に渡してください」のような指示をすることも可能です。

広告費は、1つの配布につき40円〜です。

タクシー広告の実施事例

タクシー広告の実施事例を2つ紹介します。

B2B企業の出稿

本記事でも解説した通り、タクシー車内の広告、特にデジタルサイネージ広告は、B2B企業との相性が良いです。

例えば株式会社ベーシックは、BtoBに特化したWEBサイト制作・運営をサポートするマーケティングツール「ferret One(フェレット ワン)」の広告にタクシー広告のデジタルサイネージ広告を利用しています。

出典:オールインワン型BtoBマーケティングツール「ferret One(フェレットワン)」

観光PRで車体広告を活用

またハワイ州観光局が、ハワイへの観光促進活動として、東京都のタクシーに広告を出稿した事例もあります。

ハワイは東京や関東圏からのリピーターが多く、そういった層への訴求を目的としたものです。

他にも様々な企業や団体が、タクシー広告を出稿しています。タクシーに乗る際は、ぜひ意識をして見てみてください。

タクシー広告の効果測定

タクシー広告の効果を測定する方法を簡潔に紹介します。

リーフレットやサンプリングの場合は、「どれくらい減っているか」を見れば、広告効果を測定できます。一方でそれ以外のタクシー広告では、「どれだけ広告が見られているか」を正確に判断するのは難しいです。

「タクシー広告を出稿した地域からのアクセス数」等の指標から効果を測定するしかありません。

タクシー広告を検討する際の注意点

ここまでタクシー広告の良い点ばかりを挙げてきましたが、最後に以下2つの注意点を紹介します。

・走行範囲が指定できない

・人気のため、募集状況の確認が必要

それぞれ詳しく見てみましょう。

走行範囲が指定できない

タクシーの走行範囲は、乗客の行き先によって異なります。バスや電車のように決まったルートを走っているわけではありません。

「東京都」や「横浜」のような大まかなターゲティングはできても、細かく場所を指定して広告を届けることはできません。

細かな地域までターゲティングをしたいのであれば、他の広告媒体の方が適しています。

人気のため、募集状況の確認が必要

タクシー広告には、経営者層や富裕層に訴求できるという、他の広告媒体にはないメリットがあります。

よってタクシー広告は、他の広告と比べても人気が高いです。人気が高いため、広告枠が全て埋まっていることも珍しくありません。

すぐに希望するタクシー広告を出稿できるとは限らないので、募集状況を逐一チェックしておかなければなりません。

特に東京や大阪のような主要都市のタクシー広告は、満枠になっていることが多いです。

まとめ

タクシー広告の概要や魅力、費用、実施事例などについて解説しました。

タクシー広告は、車内の広告と車外の広告に分かれます。どちらに広告を出稿するかによって、訴求できる層が異なります。特にタクシー内のデジタルサイネージは、経営者層や富裕層に対して高い効果が期待できる広告です。

経営者層や富裕層を対象に商品やサービスを提供している企業で、Web広告や他のOOHで思うように成果が出ていないのであれば、試してみる価値はあるでしょう。

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