駅看板広告について。種類や特徴、費用や手続きなどをご紹介!
公開日:2023年04月14日 (金)更新日:2024年05月31日 (金)
駅看板(サインボード)は駅構内やホーム、路線脇などに設置されている広告媒体です。
駅に行くと必ず目にするメディアなので、皆様にはおなじみかと思います。
そんな「駅看板広告」について、特徴や種類・費用や手続きなどをまとめました。
駅看板(サインボード)は駅構内やホーム、路線脇などに設置されている広告媒体です。
駅に行くと必ず目にするメディアなので、皆様にはおなじみかと思います。
そんな「駅看板広告」について、特徴や種類・費用や手続きなどをまとめました。
目次
・①同じ場所に長期間掲出されるため、利用者に覚えてもらいやすい
・②大型の看板面、通行者に正対する看板など視認性の高い看板が多い
・③長期掲出を前提とした料金設定のため、駅貼ポスターやデジタルサイネージなどより割安
・④エリアやターゲットを狙った掲出が可能
・業種や内容に対する規制
・取付撤去作業は電鉄指定の会社での実施が必須
・駅看板を掲出した後の対応
・製作費・取付撤去費以外の費用が発生する場合がある
・取付日や作業申請日が制限されている看板もある。
駅看板広告とは、駅のホームや駅構内の通路などに設置されている看板で、サインボード広告と呼ばれることもあります。6カ月や1年以上の長期間で利用されることが多く、特定の駅利用者に向けて、自社のブランドや製品、サービスの告知でよく利用されています。また、「お店や商品の認知度UP」や駅からの「店舗誘導」として使われることも多いです。
電照看板とは、広告面の裏側に電照装置(LEDや蛍光灯)が設置されている広告枠のことを指します。
バックライトで目出させることができるので、広告面が映えて視界に入りやすいのも特徴です。
また、電飾看板とも呼ばれています。
非電照看板とは、電照看板と違い電照装置が設置されていない広告枠のことを指します。
建植看板や額面看板といった種類があります。建植看板は読んで字のごとく、地面に建てられている看板で、基礎を設置して自立している看板のことを指します。
セットボードとは、複数駅に設置されている大型パネルに同時掲出できる広告枠のことを指します。
通常の駅看板広告よりもサイズが大きいものが多く、インパクトのある展開ができるのが特徴です。
階段の正面に設置されている看板広告です。改札へ向かう人や乗換えをする人など特に階段を降りる人が良く目にする機会が多い広告媒体です。そのため、駅周辺にある店舗やクリニックなど誘導案内として使用されることが多く、人気の高い看板広告です。
駅のホーム上に設置されている看板広告です。電車に乗る人や電車から降りた人など駅のホームを利用する人へ向けて広告を掲出する事ができます。階段やエスカレーター付近など人がよく集まる場所は人気が高い看板広告です。
改札の内側に設置されている看板広告を指します。改札の正面や柱など改札とホームを繋ぐ通路上に設置されているので、日常的に駅を利用する人に向けて有効な看板広告です。
改札の外側に設置されている看板広告を指します。改札へ向かう人はもちろん、駅の中にある施設や店舗を利用する人達に向けても有効な看板広告です。
毎日利用する人はホームの同じ場所を利用するケースが多いです。長期的に看板広告を掲出することによって駅の利用者へ覚えられやすくなるというメリットがあります。
看板広告は、駅の利用者や通行者に対して見てもらいやすい位置に設置されているものや大型の看板が多いです。
駅広告には看板広告の他にも駅貼ポスターやデジタルサイネージといった基本7日間掲出の短期掲出型の広告媒体もありますが、看板広告は長期掲出を前提とした料金設定をしているので、長期間での掲出をする場合は看板広告の方が割安となります。
単駅もしくは複数駅での掲出が可能なため、エリアを選択しての掲出が可能です。また、大学の最寄り駅・乗降人員が多い駅・働く人を狙える駅・観光客が多い駅などターゲットを狙っての掲出も可能です。そのため、ニーズやターゲットなど様々な観点から広告出稿することができます。
大阪(梅田)駅のような多くの人が利用する大型駅と地元の人のみが利用する小規模な駅、または電鉄や路線によっても広告料金が異なります。
▼例
電鉄・駅 | 掲出場所 | 掲出期間 | 広告料金(税別) |
Osaka Metro御堂筋線梅田駅№1-105 |
駅ホーム |
3ヶ月 |
¥1,913,000 |
Osaka Metro御堂筋線北花田駅№1-10 | 駅ホーム | 3ヶ月 | ¥159,000 |
※広告料金以外に出力・取付作業費が別途必要です。
駅のコンコースやホームの違いだけではなく、通行量の多い場所や視認率の高さによっても広告料金が異なります。
▼例
電鉄・駅 | 掲出場所 | 掲出期間 | 広告料金(税別) |
Osaka Metro御堂筋線本町駅№1-9 | 駅ホーム | 3ヶ月 | ¥619,000 |
Osaka Metro御堂筋線本町駅№2-132 | 駅コンコース | 3ヶ月 | ¥422,000 |
※広告料金以外に出力・取付作業費が別途必要です。
電照看板や非電照看板または看板自体の大きさによっても広告料金が異なります。
▼例
電鉄・駅 | 看板仕様 | 掲出期間 | 広告料金(税別) |
Osaka Metro御堂筋線昭和町駅№1-3 | 電照看板 | 3ヶ月 | ¥169,000 |
Osaka Metro御堂筋線昭和町駅№3-1 | 非電照看板 | 3ヶ月 | ¥81,000 |
※広告料金以外に出力・取付作業費が別途必要です。
駅看板広告は問合せから1~1.5ヶ月程度で掲出できます。
ekicoのトップページから看板広告を検索していただき、お問い合わせフォームより広告をご検討されている駅をお伝えください。
最新の空き状況と広告料金、出力・取付作業費を含めて駅看板の情報を提案いたします。
駅看板広告以外のご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
ご提案させていただいた空き状況と駅看板の情報をもとに看板広告をお選びください。
掲出する看板広告が決定したら、コピーなどの文字要素、お店の風景などの画像、ロゴのデータなどをご支給いただければ、弊社でデザインを制作します。デザイン費は別途お見積りとなります。
クライアント様の方でデザイン制作を行っていただき完全データで入稿いただいても問題ありません。
デザインの制作ができましたら、電鉄によるデザイン(意匠)審査が必要となります。
デザイン審査によって指摘があった部分は修正が必要となりますので、デザインの修正が可能な状態での確認が必要です。
デザインが承認されたら、看板面の出力と取付作業に進みます。
製作と取付作業は、電鉄が指定した作業会社でしか出来ません。
デザイン承認後、電鉄との間で取付日の調整を行います。
取付日が確定したら作業を行い、掲出開始となります。
電鉄によって掲出できない業種や内容がございますので、事前にクライアント審査が必要となります。
業種がOKでもデザインの内容によっては掲出できない場合もございます。
看板広告の取付撤去作業は、安全上の観点から各電鉄によって指定された会社のみでの作業となります。
看板面の出力から取付まで一貫した対応が施工面で重要なため、同じ作業会社で行うケースがほとんどです。
看板広告を掲出した後は、掲出報告書(掲出モニター)をお送りさせていただきます。
看板広告によっては、電鉄の立会い費・電気代なども発生する場合がございます。
看板広告は申込・決定から1ヶ月以内の掲出が基本となりますが、中には取付日や作業申請日が制限されている看板もあります。
作業に危険を伴うため、電車が入らないようにするために線路の閉鎖や架線の電気を停止する必要がある看板があります。
看板広告の種類や特徴、費用や手続きなどについて解説しました。
看板広告は駅広告の中でも長期間で掲出ができる広告媒体のため、駅の利用者に見てもらいやすい・覚えてもらいやすいといった特徴があります。
駅看板広告を検討の際にはぜひお役立てください。
駅看板も含めて、駅広告全体についてまとめています。あわせてお読みください。
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