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電車広告

交通広告の定番媒体。中吊り広告の基本と特徴をご紹介します。

公開日:2023年05月12日 (金)
更新日:2023年11月20日 (月)
交通広告の定番媒体。中吊り広告の基本と特徴をご紹介します。

電車広告の内の定番商品、中吊り広告の特徴や選び方をまとめました。

中吊り広告とは

中吊り広告とは、電車内の通路上部に設置されているポスターのことを指します。天井から吊り下げられているので、乗車中に目に飛び込んでくる広告媒体です。1970年代に中吊りが本格的に電車内に登場するようになり、現在ではほとんどの電車に設置されている、電車広告の定番商品と言えます。

中吊り広告をはじめ、電車広告全体をまとめています。あわせてお読みください。

また、交通広告全体についてはこちらで紹介しています。

中吊り広告の特徴・効果

そんな定番商品である、中吊り広告にはどんな特徴や効果があるのでしょうか。

 

じっくり読むことができる

電車に乗ると頭上に見えてくる広告で、少し顔を上げれば見ることができます。移動中に見る広告なので、じっくり読んでもらう事を前提に、詳しい情報が記載されていることも。

 

同じ場所に掲出されるので反復効果が期待

毎日の通勤通学で電車に乗る人は、習慣として毎日同じ車両に乗ることが多いです。同じ車両の同じ場所で過ごす人にとっては、中吊り広告は毎日見る広告媒体です。毎日同じ広告に触れることで、反復的に情報を届けることができ、商品やブランドなどのPR内容に対する印象を強めることができます。

 

公共交通機関という信頼感のある場所での広告掲出

公共交通機関である電鉄は、広告を出す際も公共性が求められます。広告出稿までには、電鉄への出稿内容のチェックが入り、公共交通機関に出る広告として問題のない広告主なのか判断が行われ、妥当と見受けられない広告主は出稿が出来ません。そのため、電鉄に広告を掲出すること自体が広告主の信頼性が高まります。

また、公共交通機関に出ている広告は、見る人にとっても、電鉄から信頼を得ている広告であるという認識をもって広告を目にすることができます。

 

ターゲット層以外にも目に触れることができ、新規顧客層の創出も

各電鉄は走行ルートが決まっており、広範囲をカバーしています。利用者は世代に偏りがなく、老若男女が電車に乗ります。Web広告でターゲットを細かく決めてPRすることで、興味のある人にピンポイントで情報を届けられますが、中吊り広告は広告が届かない人へのPRが可能です。幅広く認知を獲得したいという場合にはピッタリです。

大きなイベントが行われる際や、店舗等のオープン時期での出稿が多く、利用者が「こんな施設が出来たんだ。」「今度こんなイベントがあるんだ。」というような、新たな発見につながります。「今度行ってみよう」という意識付けが出来れば、新たな顧客の掘り起こしにもつながります。

 

中吊り広告の基本

ここでは、中吊り広告の基本的な特徴をお伝えします。

 

ポスターサイズ

中吊り広告のポスターサイズはB3またはB3ワイドサイズ(B3×2枚分)が基本となります。B3サイズでの利用が多い中で、B3×2枚分となると、横が約1メートルとなるので、様々な情報を載せることができます。また、幅を利用して広告キャラクターを大きく見せたり、PRしたい商品とキャッチコピーを大々的に表したり、インパクトのあるビジュアルが出ていることが多いです。

 

掲出期間

中吊り広告は3・4日間・7日間のような期間が選べます。元々は週刊誌の発売日に合わせて、3・4日間といった短いスパンでの掲出が多かったのですが、発行部数の減少や電子書籍化によって出稿が減り、1週間掲出が主流となりました。

3・4日間よりも長く、繰り返し見てもらえるため、PR内容の認知度を上げることができます。イベントの前の週に7日間掲出することで、通勤通学での利用者に反復的にPRできます。

 

1つの車両に1枚掲出される

基本的に各車両に1枚掲出されるので、どの車両に乗っている人にもPRすることができます。また、電鉄によっては路線ごとに掲出を分けることができるので、狙いたいターゲットが利用している路線をめがけて出稿すると、ターゲットが利用する路線で1つの車両に1枚掲出されているので効果的に広告内容を届けることができます。

 

中吊り広告の選び方

さて、中吊り広告を選ぶときに必要な事は何でしょうか。ここでは、選び方をお伝えします。

実施エリアを決める

まずは、告知内容を伝えたいエリアを選びます。訴求エリアは首都圏なのか、関西一円なのか、特定の一部エリアなのかによって変わってきます。例えば店舗オープンであれば、店舗から何キロ圏内の人に届けようなどなど。

 

鉄道会社を決める

選んだエリアを走る鉄道を決定します。電鉄によってはかなり広い範囲になったり、ある程度エリアを限定出来たりと様々です。周辺情報が分からない場合は、我々にお任せいただければ、最適な電鉄をご案内します。

 

ポスターサイズを決める

サイズは基本的にB3またはB3ワイドサイズ(B3ポスター2枚分)です。ワイドサイズですと2枚分ですので、その分多くの情報を載せることができます。

 

実施期間を決める

1週間掲出が主流となっておりますが、34日間の掲出も可能です。イベント日の前週から実施される方が多いので、イベント日やご希望の週をお知らせください。空き状況をお調べしますので、空きがあればご実施可能となります。

 

主な電鉄の中吊広告料金

ここからは、東名阪各エリアの主要鉄道各社の中吊りポスター掲出費用や枚数などをお伝えします。

(2023年4月1日現在)

 

東京・首都圏エリア

鉄道名 ポスターサイズ 枚数 掲出期間 広告料金(税別)
JR東日本(首都圏エリア) B3 11,320枚 1週間 \7,500,000
東京メトロ B3 9,900枚 1週間 \6,000,000
都営地下鉄 B3 1,520枚 1週間 \1,350,000
東急 B3 4,500枚 1週間 \2,340,000
小田急 B3 3,300枚 1週間 \900,000
京王 B3 1,940枚 1週間 \900,000

 

関西エリア

鉄道名 ポスターサイズ 枚数 掲出期間 広告料金(税別)
JR西日本普通車(京阪神エリア) B3 1,350枚 1週間 \1,370,000
JR西日本快速車(京阪神エリア)
B3 2,400枚 1週間 \1,587,000
Osaka Metro

B3

1,300枚 1週間 \1,700,000
阪急 B3 1,450枚 1週間 \1,600,000
阪神 B3 850枚 1週間 \320,000
近鉄(大阪エリア) B3 1,450枚 1週間 \960,000
京阪 B3 730枚 1週間 \512,000
南海 B3 800枚 1週間 \486,500

 

東海エリア

鉄道名 ポスターサイズ 枚数 掲出期間 広告料金(税別)
JR東海(名古屋エリア) B3 720枚 1週間 \600,000
名古屋地下鉄 B3 2,700枚 1週間 \1,025,000
名古屋鉄道 B3 3,360枚 1週間 \1,080,000
近鉄(名古屋エリア) B3 350枚 1週間 \200,000

 

上記の表は路線の全てに掲出するプランです。他にも路線ごとの掲出が可能な鉄道もあります。また、B3サイズを基本としており、B3ワイドサイズ(B3×2枚)での掲出も可能です。詳しく知りたい方は、ぜひお問い合わせください。

 

中吊り広告の実施までの流れ

中吊り広告を掲出するまでにはどのようなプロセスを経る必要があるのでしょうか。

下記の図にまとめてみました。

①実施路線と時期、ポスターサイズを考える(広告代理店に相談)

広告のターゲットエリアの選定をお打ち合わせし、時期やサイズを踏まえて、ベストな中吊りをお選びいただきます。

 

②デザイン制作・審査

ポスターデザインを考える。(広告代理店やデザイン会社に相談)

ご決定いただいたサイズにあわせて、効果的なデザインを作成します。弊社またはデザイン会社にご相談ください。

 

ポスターデザインを広告代理店から電鉄会社に審査依頼

完成したデザインは電鉄への審査を受ける必要があります。鉄道ごとに審査規定があり、掲出できない表現もございますので、経験豊富なスタッフがサポートいたします。

 

③ポスー印刷

電鉄へのデザイン審査完了後、ポスター印刷へと進みます。紙質はコート135kg程度が基本となっておりますので、印刷会社へご依頼する際はお伝えください。もちろん、弊社での印刷も承っております。

 

④ポスター納品

基本的にポスター掲出日の7営業日前までに、弊社まで納品となります。納品日をお伝えしますので、印刷会社へご依頼いただく場合は、あわせて日程もお伝えください。

 

⑤広告掲出

ポスター取付け作業を行い、晴れて掲出スタートです。PR活動のお力になれるよう、広告掲出いたします。

 

中吊り広告を実施する際に注意すべきこと

掲出までの流れを知っていただいたかと思いますが、流れの中で注意すべきことをお伝えします。

 

ポスターの上部がホルダーで隠れるため、デザイン制作時は注意

中吊りポスターは天井から吊るして掲出するので、上部が数センチ~ミリ程度隠れてしまいます。デザイン制作の際は、ご注意ください。テンプレートのご準備も可能ですので、必要な場合はお申し付けください。

 

事前にデザイン審査が必要

実施までの流れでもお伝えしましたが、実施前に電鉄へのデザイン審査が必要です。各鉄道によって審査基準は異なり、指摘の出る点も異なります。また、電鉄に関連する企業と、PRする内容が似ていると掲出が出来ない場合もあります。広告検討の際に、事前に内容をお伝えいただき、事前に広告内容として問題ないか審査することもできますので、気になる方は事前にお知らせください。

 

ポスター印刷費が別途必要

広告料金は印刷費用を含んでおりません。弊社または印刷会社へご依頼いただく必要があるので費用がかかります。弊社へご依頼いただく場合は、印刷費用もご案内しますので、事前にお知らせください。

 

広告掲出作業のタイミングは電鉄によって異なる

広告掲出作業は車両が車庫に滞在する時間帯になり、各電鉄によって作業タイミングはばらばらです。掲出スタート日当日に作業を行う場合もあれば、前日の昼頃から作業を行う電鉄もあります。

 

効果検証が難しい

電車内に掲出されるため、広告を見る人は非常に多いですが、掲出に対する反応や効果を正確に把握することは難しいです。イベント実施の場合はアンケート調査を行い、何を見て参加したか等の設問を設けることで効果を図ることができます。実際にアンケート調査を行い、一定数の反応があったとのことで、何度も実施いただいている広告主もいます。

 

中吊り広告の実施で効果を高める方法

そんな中吊り広告で効果を高めるためにはどのような方法があるのでしょうか。

 

広告デザイン

デザインの中にQRコードを記載し、読み取り先に割引クーポン等のページを用意することで、反応を計測することができます。アクセス数を計測することで広告を見たとして評価する場合もあります。

 

広告の実施のタイミング

告知したい内容をどのタイミングから露出していくのかを考えることは非常に重要です。長い期間をかけて情報提供を行い、広告を見た人の記憶に残るような施策を行うのか、イベント等の直前1週間前から露出を行っていくのか。PRする商品が新商品なのか、定番商品なのか、短期のイベント告知なのか、店舗オープン告知なのかによって広告実施のタイミングが異なります。

 

車内で集中的に広告が出せる商品を利用する

インパクトを重視したPR方法の1つとして、中吊り広告以外の車内にある広告媒体を利用することがあります。中吊り広告以外には、ドア横やドア上などの広告枠があるので、一緒に利用して集中的なPRを行うことで、効果を見込めることができます。

例えば上の写真のようにOsaka Metroなどでは車内広告をジャックして使う方法があり、非常にインパクトがあります。さらに、伝えたい情報も多く載せることができます。

 

他の広告との組み合わせ。

車内広告だけでなく、他の広告媒体と組み合わせることで効果を見込むこともできます。中吊り広告は電車利用者のみへのPRとなるので、重点的なエリアを設定して駅広告を実施したり、エリアを限定したWeb広告や新聞折込を実施したりすることで、情報への接点が増えます。

組み合わせ方法は様々なので、ご興味ありましたらぜひ一度お問い合わせください。

 

まとめ

今回は中吊り広告の基本や特徴についてご紹介しました。

定番商品で乗車時は必ずと言ってよいほど目にする広告媒体です。特に多くの人に知ってもらいたい場合にはピッタリです。

中吊り広告以外の車内広告はこちらで紹介していますので、あわせてお読みください。

 

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