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地域密着のラッピングバス広告!!魅力・特徴・費用感のご紹介

公開日:2024年01月30日 (火)
更新日:2024年02月06日 (火)
地域密着のラッピングバス広告!!魅力・特徴・費用感のご紹介

「ラッピングバス広告」とは、バスの車体を広告スペースとして大胆な広告デザインで開する広告手法です。インパクトのあるラッピングバス広告は見る人の印象に残りやすいので、さまざまなバス会社で実施されています。

本記事では、ラッピングバス広告の基本的な概要や効果、広告を出すときの注意点、主なバス会社の費用感など、網羅的に情報を掲載しています。ラッピング広告を検討している方は、ぜひ記事内容をご確認ください。

ラッピングバス広告とは

ラッピングバス広告は、街を走るバスの車体を広告スペースに見立てて大きな広告を出稿する交通広告の一つです。「動く屋外広告」として、バス運行ルートの住民や利用者に「知ってもらう」役割を持ちます。

「知ってもらえる」のは、バス利用者に加えて、車利用者や歩行者にも見てもらう機会がある広告です。そのような理由から「ラッピングバス広告」は、地域密着型の広告として人気です。地域で営業する病院・クリニック)、美容院、不動産会社、学習塾、など地域限定の商品やサービスとバスラッピング広告は、相性のよい広告と言えるでしょう。

貴社でも、ご利用を検討してみませんか?

ラッピングバス広告の魅力・特徴

ラッピングバス広告の主な魅力・特徴を3つのポイントにて説明します。

エリアターゲティンができる

広告媒体となるバスの車体がエリアを巡回するため、エリア内の実店舗や施設への誘導、認知度の向上に期待が持てます。エリアを何度も巡回してくれるため、実店舗の存在を知らない人や、知ってはいるものの、まだ訪れたことがない潜在顧客へ効果的にアプローチできます。

反復性が高い

決まった時間に決まったルートを巡回する路線バスへのラッピング広告に期待できるのは、エリア内に住んでいるユーザーや、エリア内へ働きに来ている人へのアプローチです。繰り返される広告の効果は、潜在的な興味関心を高めるのはもちろんのこと、信頼の獲得にも繋がるため、購入への精神的なハードルを下げるのにも役立ちます。

公共性が高い

バスは、公共交通機関であるので、信頼性の高い乗り物です。そのバスにラッピングの広告を出すことで、会社としてある程度の信用を得ることにも繋がります。不特定多数の人の目に止まるため、思わぬ範囲で信頼の獲得を見込むことができるでしょう。また、広告本来のアプローチ効果にも期待できます。

ラッピングバス広告の選び方

ラッピングバス広告の運行実施までの流れを紹介します。

運行エリアを決める

まずは運行エリアを決めます。ある程度の運行路線を持つ会社では、エリアごとに広告料金が設定されていますので、必要に応じて路線を選びましょう。いくつかの町や市にまたがって広範囲な広告を出したい場合、選択するエリアも複数になります。複数地域へ広告出稿する場合、2エリア分の料金を支払うことになり、その分広告料金は割高になります。広告の効果と予算のバランスをよく考えた上で、より良い検討を重ねたいところです。

実施台数を決める

ラッピングバス広告は、1台単位で販売しているバス会社が多くなっています。エリア内で何台走らせたいか、を検討しましょう。こちらも予算と広告の効果をよく検討の上、適正な台数を算出する必要があります。

実施期間を決める

ラッピングバス広告の出稿期間を決めます。多くのバス会社では、3か月、6か月、1年間の3つのパターンに設定しているケースが多く見られますが、京王バスのように、短期の広告出稿に対応しているバス会社もあります。多くのバス会社が期間を6ヶ月以上に設定しているのは、ある程度の期間を設けないと宣伝効果が得られないためではないでしょうか。得られる広告の効果と予算のバランスをよく検討した上で、広告出稿期間を決めましょう。

ラッピングバス広告の注意点

ラッピングバスの広告出稿を考える際に注意したい点を3つ紹介します。

地元自治体のデザイン審査が必要

バスは公共交通機関であり、出稿できる広告に制限があります。出稿が制限される主な内容は、法令によって広告の出稿が禁止されている、美観を損なう内容、公の秩序を乱し、道ゆく人へ不快感を与えるとされる広告が挙げられます。掲載できる広告については、各バス会社の規定で明示されているため、事前にしっかり確認しておきましょう。

なお、広告の出稿にあたっては、バス会社だけでなく地元の自治体による審査も必要です。審査には予想外に時間がかかることもありますので、広告掲載の予定には余裕を持たせておきましょう。

バス広告料金に比べ、製作費(イニシャルコスト)が割高

ラッピングバス広告の広告料金とラッピング制作費用が広告開始時には必要です。例えば、福岡県一円に路線を持つ西鉄バスのフルラッピング広告の一例です。(金額は2024年1月現在の税別料金)

 

広告料金

制作・取付・撤去費用

合計

福岡地区

3か月 \540,000

別途お見積もり

参考:1,100,000~(大型)

\1,640,000

6か月 \930,000

\2,030,000

1年間 \1,320,000

\2,420,000

特定のルートといった路線の指定が困難

細かいルートを回遊する点に強みを持つ路線バスですが、走行ルートは細かく設定できません。営業所やエリア単位で設定することはできますが、新聞の折込チラシのような細かいエリア設定はできないことを認識しておきましょう。広告が必要ないエリアにも広告を出すことを想定して、効果と広告料のバランスが取れているのか、よく検討する必要があります。

ラッピングバス広告の主な種類

主なラッピングバス広告の種類を4つ、紹介します。

フルラッピング広告

フルラッピングは、一般的にもっとも知られているラッピングバスです。ラッピングバスと聞いて多くの人が思い浮かべるイメージは、フルラッピングバスではないでしょうか。

フルラッピングは車体の全面を除いて側面と背面、屋根の大部分を広告宣伝として利用します。ラッピングバスの中でも広告スペースが大きいため、シート代や取り付け作業料がかかります。広告の期間と費用はバス会社によって異なります。多くのバス会社では3か月から1年間で費用が設定されていることが多いです。

パートラッピング広告

パートラッピング広告は、車体の左側か右側どちらか、または両方の一部分を使うラッピングバスです。バス全体ではなく側面の窓下一部分を利用するラッピングバスなので、フルラッピング広告に比べると広告費用は安く済みます。

側面の一部分を広告スペースとするため、後方で信号待ちをするドライバーや追い抜いた歩行者など後ろ側へ向けてのアピール力はありません。意外と多い後方からの視線にアピールできないため、フルラッピング広告や背面広告に比べて訴求力は低くなります。

パートラッピング広告の場合、バス会社や広告代理店によっては、側面全体の広告をパートラッピングと呼んでいるケースもあるため、最初に認識の相違がないように、確認しておきましょう。

背面全面広告

車体の背面全体のスペースを活用したラッピングバスのことを言います。呼称はバス会社によってさまざまです。「背面フルラッピング」や「後部全面ラッピング広告」・「後部フルラッピング広告」などと呼ばれることもあります。バスは走っている時間の方が長いため、背面はよく見られる場所です。バス広告の中でも比較的効果が期待できます。

広告期間は1か月からとしている会社が多く、費用は数万円程度からと比較的安価です。フルラッピング広告を検討する前にまずは背面全面広告から効果測定してみる広告運用も有効です。

乗降口のドア横付近など部分限定(戸袋広告・ステッカー広告など)

ラッピング広告のイメージからは少し離れますが、乗降口付近や窓などに貼るステッカーも効果が見込めるバス広告の一つです。戸袋シートやタテ型戸袋シートなど、バスの車内は乗客の目につきやすい箇所は案外多いです。広告費用も比較的安価なため、高い費用対効果が望めます。

代表的なバス会社 ラッピングバスの広告料金(費用感)

首都圏や関西、九州で代表的なバス会社のフルラッピングバス広告の料金を一例として紹介いたします(※2024年1月現在の税別料金)

東急バス ラッピングバス広告

営業所

3か月

6か月

1

荏原

\375,000

\750,000

\1,500,000

弦巻(A企画)

\500,000

\1,000,000

\2,000,000

東急線沿線を主なエリアとする東急バスでは、広告料金は2つのパターンに別れています。広告効果が高く見積もられているA企画の路線は高く設定されています。

京王バス ラッピング広告

営業所

1か月

2か月

3か月

6か月

1年間

中野

\220,000

\400,000

\540,000

\900,000

\1,400,000

永福町(中型)

\192,500

\350,000

\472,500

\787,500

\1,225,000

府中

\200,000

\280,000

\380,000

\650,000

\1,000,000

京王線沿線を主なエリアとする京王バスでは、3つの料金パターンに加えて、期間が細かく設定されています。短期間の広告出稿に対応している点が特徴的です。

小田急バス ラッピング広告

 

3か月

6か月

1年間

吉祥寺

\600,000

\900,000

\1,200,000

武蔵境

\500,000

\800,000

\1,000,000

登戸

\600,000

\900,000

\1,100,000

小田急線の沿線を主なエリアとする小田急バスの料金設定は、東急バスと似ています。料金と期間のパターンは3つに分けられており、わかりやすい点が特徴です。

都心からやや外れたエリアを走るせいか、広告料金は控えめです。

阪急バス ラッピング広告

 

3か月

6か月

1

千里営業所

\450,000

\750,000

\1,500,000

千里・豊能・山口営業所以外

\360,000

\600,000

\1,200,000

豊能営業所・山口営業所

\300,000

\500,000

\1,000,000

阪急電鉄沿線を中心に関西で広大な路線を誇る阪急バスは、3つのエリアと期間に広告料金がまとめられています。

阪神バス ラッピング広告

 

1年間

阪神線

\1,300,000

尼崎市内線

\1,000,000

空港リムジンバス

\1,500,000

阪神線沿線に展開する阪神バスは、阪急バスに比べるとエリアが狭いことも相まって、料金は比較的安くまとめられています。空港リムジンバスにも広告が出稿できる点に強みがあります。

西鉄バス ラッピング広告

 

3か月

6か月

1年間

福岡地区

\1,640,000

\2,030,000

\2,420,000

北九州地区

\1,500,000

\1,800,000

\2,100,000

久留米地区

筑豊地区

\1,460,000

\1,730,000

\2,000,000

西鉄沿線にとどまらず、福岡県の全域に渡って路線を展開する西鉄バスの広告料金は、他の主なバス会社よりも高く設定されています。

福岡市の中心部から郊外までカバーする宣伝効果を考えると、妥当な料金設定かもしれません。

 

バスラッピング広告まとめ

ラッピングバスは、決まったエリアを細かく毎日循環するため、地域に根ざした広告展開を検討する場合に有効な選択肢です。通勤通学などで日々バスを利用する人や、路線沿いを歩く歩行者や地域住民へ確かなアプローチが望めます。

ラッピングバス広告は、宣伝広告のみならず地域活性化や、応援メッセージの発信などにも活用される事例があります。新たな広告運用や発信業務のために、ラッピングバス広告を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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