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QRコードを使った広告と、OOHへの活用方法

公開日:2024年02月01日 (木)
更新日:2024年02月07日 (水)
QRコードを使った広告と、OOHへの活用方法

QRコードとは、Quick Responseの頭文字をとったもので1994年にデンソーウェーブ社が開発した日本発の技術です。
名刺や電車内の中吊り広告、スーパーのチラシなどさまざまな場所に載っているため、実際に読み取って情報を得た経験がある方も多いと思います。
本記事ではQRコードを使った広告の導入を検討している企業様向けに、その特徴や課題、成功する作成方法や活用事例をご紹介します。

QRコードを使った広告の特徴

QRコードは、簡単に情報を読み取れる点がユーザーにとってのメリットです。じつはこのメリットが、情報を発信する側の企業にもいくつかの特徴をもたらします。こちらでは、QRコード広告の特徴をご紹介します。この特徴を上手に活かせると、Webサイトのアクセス数や反響率の向上を期待できます。

「QRコード」という用語はデンソーウェーブ社の登録商標となっているため、用語を使用する際は注意が必要です。

素早い情報伝達

QRコードがあれば、「素早く情報にアクセスできる」ため、企業のメリットです。QRコードを活用すれば利用者は、検索窓を使って、長いキーワードやURLを入力してもらう手間がなくなり、アクセシビリティの向上につながります。

双方向コミュニケーションの促進

QRコードはアクセスの手順が簡潔なため、顧客は思い立ったらすぐに行動できます。そのため、LINEやアンケートや申込フォームを載せておくとすぐにアクセスしてもらえ、双方向のコミュニケーションが開始されます。

キャンペーン効果の測定

QRコードは、キャンペーン効果測定にも適しています。

例えば、異なるQRコードを発行することで、媒体別・地域別の広告の反響を知ることができます。獲得した反響データを使って、広告改善や地域のニーズの深堀り分析に活用できるのです。

費用対効果の向上

QRコードで載せると、サイトへの流入経路が明確になるため、その分かかった費用に対する利益もより正確にわかります。キャンペーン効果の測定ができる点から広告やサービスの改善がしやすく、その分早く利益の増加を叶えられます。

顧客参加型の広告展開

QRコードはユーザーの操作が少なく済むため、ほかの媒体よりも情報へアクセスするハードルが低いです。加えて顧客参加型の広告であれば、ユーザー側にもプレゼントがもらえるなどのメリットがあります。その結果、アクセス数が増えるため、QRコードと顧客参加型の広告は相性が良いです。

OOHでのQRコードを使った広告の活用事例

QRコード広告は、屋内や屋外のさまざまな場所で見かけます。QRコードを使った広告の活用事例を、期待できる効果とともにご紹介します。

駅の看板

駅の看板はQRコードを利用しやすい広告媒体のひとつです。QRコードを掲載しておけば、限られた看板の広告スペースに加えて情報を伝えることができます。

階段やホームなどでは掲載できない場所もあるので、確認が必要です。また、公共の場所のため、鉄道会社指定のマナー文言が必要な場合があります。

 

電車内の中吊り広告

地下鉄やJRなどの電車内に掲載される広告は、2020年の規制緩和によってQRコードを掲載できるようになりました。

電車は毎日多くの方が利用するため、その分Webサイトへのアクセスが期待できます。しかし電車内での読み取りは、立ち止まりが原因の接触事故や撮影トラブル、痴漢や盗撮の冤罪などが起こりうるため、他の広告に比べて読み取りやすくする必要があります。

こちらも指定のマナー文言が必要となります。

屋外ビジョンで店頭のメニューをランダムに表示

マクドナルドではランダムマックQRを開発して、ランダムに表示されるメニューをそのまま購入・受け取りができるようにした。

毎日何を食べようかと悩んでいるお客様の解決に結びつく活用方法で、利用客が抱えるメニューの固定化に対する悩みを解消することに成功した。

さらにエリア・気温・天気の状態により、リアルタイムに変わるメニューを採用してバリエーションを増やすことで話題化を図った。

出典: DSA2023 ランダムマック | デジタルサイネージコンソーシアム

会社案内

会社案内にQRコードを掲載すると、自社のWebサイトや求人サイトへ流入しやすくなります。

たとえば会社案内に最低限の写真と情報、詳細へつながるQRコードを載せれば、理解しやすい会社案内になります。一般へ商品を販売している会社の場合では、商品購入のきっかけにもなるでしょう。

新聞の折り込みチラシ

新聞の折り込みチラシには、セールやクーポンの情報が載っています。これらの情報をQRコードに掲載すると、チラシの内容が簡潔になるうえに、ネットショッピングや店舗への誘導を促せます。QRコードから情報へアクセスできるようにすれば、限られたスペースを有効的に活用できます。

舞台の案内ポスター

舞台の案内ポスターに掲載されているQRコードは、公式サイトやグッズ購入サイト、チケット購入サイトなどへつながっています。消費者の購買意欲が高いタイミングを逃さずにグッズやチケットの購入を促せます。

店頭POP

店頭POPは看板と同じくアイキャッチが重要視されるため、詳細な説明はほとんどありません。しかしQRコードを載せれば、POPの内容に興味を持った消費者へより詳しい情報を届けられます。たとえば食料品のPOPでは、その食品のカロリーやおすすめレシピが紹介されているケースも多いです。

成功するQRコード広告の作成方法

QRコードからサイトへのアクセス数を増やし、利益を増やして広告掲載を成功させるには、次を意識して作成する必要があります。

目的とターゲットを明確にする

年齢や世代、性別や悩みなどが異なれば、商品やサービスに求めるものも異なり、万人受けする商品やサービス、広告を作るのはかなり難しいです。

ゆえに広告を作る際、「その情報を見てどのような人に何をしてほしいか」を明確にしましょう。

時間をかけて作っても読み取ってもらえなかったり、多くの方に読み取ってもらえても利益につなげられなかったりするので注意が必要です。

訴求力のあるデザインを考える

見慣れた白黒のQRコードよりも、色がついていたりQRコードそのものがイラストになっていたりするデザイン性の高いもののほうが物珍しく、読み取りたくなるのは容易に想像がつくでしょう。

デザイン性の高いQRコードの例を挙げると、おにぎりの海苔を使って作成されたものがあり、訴求したいものに同一する形でアピールすることが可能です。

このようなQRコードを作成したところ、広告のアクセス率が6倍になった事例もあります。

利用シーンを考慮した配置とサイズ設定

QRコードは、15mm×15mm以上のサイズにしないと読み取れません。

このサイズ以上で、媒体に合った大きさにする必要があります。

たとえば、ペットボトルのキャップに描かれたQRコードをそのままのサイズで電車内の中吊り広告に掲載しても読み取りにくいため、QRコードは媒体に合ったサイズに変更します。

また、QRコードの配置も考えなければなりません。

QRコードが文字での情報と無関係な位置にあると、消費者が見つけられない可能性があります。

QRコードを文字などの情報と関係のある箇所に配置したり、配置できない場合は誘導する文言を入れたりしなくてはなりません。

リンク先のコンテンツの質の向上

極端ですが、ある企業が載せるQRコード広告を読み取っても毎度「あ」の1文字しか表示されない場合、消費者は読み取ってもしょうがないと思って今後アクセスしなくなります。

しかしアクセスするたびにコンテンツの質が上がっていると、消費者はアクセスが楽しみになり、ユーザーも増えていきます。

そのため、QRコードに載せるコンテンツの質も大切です。

効果測定と改善のサイクルの構築

QRコードはサイトへの流入経路がわかったり、異なるQRコードに同じ情報を載せたりして効果測定ができます。

しかし効果測定で得た地域ごとの反響率などを次へ活かせなければ、アクセス数や利益は横ばいのままです。

より利益を得るためには、効果測定の結果を反省して改善などをするサイクルを作らなくてはなりません。

QRコード広告の課題

QRコードはカメラをかざすだけで簡単に情報を得られる一方で、まだまだ課題もあります。

この課題を知らずに広告を出しても、アクセス数が伸びないかもしれません。

こちらでは、意外と気付きにくいQRコードのデメリットや課題をご紹介します。

利用者の手間や面倒さ

使用するQRコードや消費者が利用している端末によっては、閲覧や決済のために毎回アプリの起動が必要です。

場合によっては、目的を達成するために何段階も踏まなければならない場合もあります。

撮影への抵抗

最近では、電車などの公共交通機関の中での痴漢や盗撮、またその冤罪をかけられる問題が多いです。

そのため、企業側としても、利用者がトラブルに巻き込まれないように、QRコードの表示位置を検討するなど、一定の配慮が必要です。

安全性への懸念

発信元が不明なQRコードを読み取るとウィルスがダウンロードされたり、個人情報を抜き取られたりする場合があります。

発信元となる企業は、企業名を分かりやすい位置に記載して、安心感のある広告を作っていきましょう。

まとめ

今回は、QRコードを使った広告の特徴や課題、成功する作成の仕方や活用事例をご紹介しました。

QRコードの最大の特徴は、読み取るだけで簡単に情報へアクセスできる点です。その簡単さから、顧客が情報へアクセスするハードルが他の広告よりも低く、情報へ多くのアクセスを期待できます。QRコードにはこのようなメリットがあるため、積極的に広告に取り入れて企業の知名度やHPへのアクセス数を上げましょう。

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