電車広告とは?種類や使い方ガイド
公開日:2022年12月15日 (木)更新日:2024年04月08日 (月)
鉄道の車内・車外で実施できる「電車広告」について、特徴や広告の種類・選び方をまとめました。広告媒体選びにぜひお役立てください。
鉄道の車内・車外で実施できる「電車広告」について、特徴や広告の種類・選び方をまとめました。広告媒体選びにぜひお役立てください。
目次
電車広告は、電車の車内や外側で掲出されている広告媒体です。通路に吊られている「中吊りポスター」、「ドア横・ドア上ポスター」と呼ばれる広告、「窓上ポスター」、「車内ビジョン」と呼ばれる映像広告、車体ラッピング広告など、様々な種類があります。
通勤や通学での日常的な利用や、観光やレジャーで日常から離れたイベントでの利用など、ターゲットとして様々なシチュエーションでの利用が想定されます。
定番の広告は「中吊りポスター」です。車内の通路に吊っている広告で、利用者に広く情報を届けることができます。また、鉄道ごとに中吊りポスターが掲出でき、希望のエリアから鉄道を選んで広告を出すことができます。
電車広告のトレンドを2つご紹介します。
1つ目は「車内ジャック広告」です。電車内のポスター等を1社で独占して広告を出す方法です。
中吊りポスターやドア横ポスターなどの複数の広告を使うので、情報を多く伝えることができ、車内を1社の情報で埋め尽くすことができます。
2つ目は「ドア横ポスター」です。出入り口付近にあるポスターで、最近では大学のオープンキャンパスや入試情報で使うことが非常に多いです。目線に近い高さにあること、座席に座っていても目に届くなどの理由で人気・トレンドとなっています。
自然と目に入るので視認性が高く、毎日通勤通学のたびに同じ路線を利用するので、何度も情報が届けることができます。
広告を出すためには、鉄道に掲出するデザインの承認を得る必要があります。公共交通機関なので、認められた広告には信頼性があり、企業のイメージアップにつながります。
スマホ・タブレットを見ている人が多いですが、スマホを見ている人の方が広告を見ているデータがあり、交通広告と親和性が高いです。QRコードを記載できる鉄道が増え、車内広告からWebページへ誘導し、広告効果アップ考える企業が多いです。
※出典:春光社「情報を得るきっかけになっているメディアや広告は?ランキング」https://shunkosha.co.jp/column/other/18131-2
配信対象を選べる広告がある一方、電車広告は路線に広く届きます。エリアによって乗る人が異なるので、鉄道を選んで広告を出すという方法を選ぶ方が多いです。
中吊りポスターは車内の天井に設置されている広告媒体です。B3サイズのポスターを基本とし、各車両に掲出されます。1週間など短期間でのPRにオススメです。
また、B3ワイドと呼ばれる、B3ポスター2枚つなげたサイズでの掲出も可能で、インパクトのある掲出が出来ます。メーカーの新商品発売や、就職・転職フェアのように、多くの人に商品・サービスやイベントをPRしたい企業や大手企業のブランディング告知の出稿が多いです。
中吊ポスター広告についての詳しい情報はコチラ
ドアの上や通路に設置されている液晶モニターです。車内で映像を流すことができ、テレビCMと連動して出稿することが多いです。イベントや番組告知のために1週間放映、ブランド告知や企業告知のために長期的に放映することもあります。
動画のため、ポスターと比べて、データを送れば完了という手軽な媒体です。
車内ビジョンについての詳しい情報はコチラ
ドア横ポスターは、車内のドア横にB3サイズで掲出される広告です。額縁に入っており、別名はドア横額面と呼ばれています。目線の高さにあり注目度が高く、細かい内容まで訴求するデザインが多く、「読ませる広告」と言われています。
電車広告の中でも人気の高い広告媒体です。
1週間から1年間と希望に応じた期間に対応。イベント告知から、企業告知まで幅広くPRが行われています。
最近は学校関係が多く出稿、オープンキャンパスや入試情報をPRし、学生獲得を目指しています。
ドア横広告について詳しい情報はコチラ
ドア上・まど上ポスターは、電車の出入り口上部や、窓の棚上に掲出できる広告です。
1ヶ月単位から出すことができるので、会社のブランディングやサービスの紹介で長期間の出稿が多いです。最近では、婚活サービスや美容系の企業が目立ちます。
窓やドア部分に掲出され、乗降時やドア横付近に立ち止まる人が目にする広告です。1ヶ月単位で出すことができるので、長期間掲出できます。自社サービスや商品をPRするお客様が多く、最近ではマッチングサービスや美容サロン、飲料関係の出稿が目立ちます。
ステッカー広告についての詳しい情報はコチラ
電車内のポスター等を1社で独占して広告を出すことができます。
中吊りポスターやドア横ポスターなどの複数の広告を使うので、車内で情報を多く伝えることができます。
1社のビジュアルで埋め尽くされているので、興味関心を引き、インパクトのある展開が出来ます。
最近では、人材会社や商業施設の告知が目立ちます。
アドトレインについての詳しい情報はコチラ
電車の外側にラッピングを施し、広告掲出を行います。電車に乗る人のみならず、待っている人にも情報が伝わります。モノレールや路面電車でラッピングされることが多いです。
こちらは1年から掲出できるので、長期間のPRにオススメです。
最近では不動産や商業施設、学校がラッピング出稿しています。
駅に到着するときに到着駅案内と同時に放送される広告です。「~をご利用の方は次でお降りください。」というアナウンスで、最寄り駅の店舗や企業が出稿しています。
放送期間は6ヶ月又は1年間~2年間となっており、日常的な利用者に反復してPRできます。
車内ガイド放送の詳しい情報はコチラ
実際にどのように選べば良いのかご紹介します。
イベント告知か企業ブランディングによって、選ぶ広告は異なります。どのような内容をPRしたいかお知らせください。
JRやOsaka Metro、阪神・阪急など、さまざまな鉄道が走行しています。誰に、どのエリアにPRしたいのかによって鉄道も変わります。
目的や鉄道・エリアを決めた後は、実施期間をお考え下さい。広告によって実施期間は異なります。希望の時期をお知らせください。
上記3つをある程度お考えいただき、当社までお問い合わせください。
お問い合わせ先はこちらのフォーム(https://ekico.net/inquiry/)またはお電話で、ekico担当 06-6621-1483までご連絡ください。
もちろんざっくりとした構想でも構いません。内容に合った広告をご案内いたします。
電車広告は様々な種類があり、用途が異なりますので、広告選びは非常に大事です。当社にお問い合わせいただければ、御社にあったプロモーションをご案内します。ぜひ一度お問い合わせください。
ekicoには、鉄道ごとの広告媒体を一覧で見ることができる「料金表一覧ページ」を設けています。さらに広告料金の相場を知ったり、広告の比較をされるのに便利です。ご覧ください。⇒ 「広告料金表」
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