好奇心をくすぐられる交通広告(2020年7月版)
こんにちは。蒸し暑い日々が続いていますが、お元気ですか。
さて突然ですが、みなさんは「思わず、振り返って見てしまった...」とか、「ふふっ、と思わず笑ってしまった」とか-忙しいのにも関わらず、心をくすぐられたなぁという体験を広告でされていますか??
今回は忙しいあなたでさえも、思わず振り返って見てしまう...言い換えれば「好奇心をくすぐられる交通広告」をテーマにして、関西エリアから今週の現地レポートをお届けします。
まず1つ目に取り上げるのは、Osaka Metro ドア横の広告です。
変態完了 の4文字を公共交通機関で見かけたら、びっくりしませんか?
実際に筆者である私はびっくりしました。パッと目に入ってきた時には「えっっ、変態完了って、意味わからんー!??」と思ってしまいました(笑)そして改めてデザインの左下をよく見てみると、某・水族館さんの名前が入っていました。
これを見た筆者は「一体どういうことだろう?」と好奇心をくすぐられてしまい、すぐにその場でスマートフォンで検索を掛けて情報検索をしてみたのでした。
ちなみに検索先のWebサイトによると、7月16日から某水族館さんでは「クラゲ展示エリアがリニューアルされた」との情報が書かれてありました。クラゲの展示エリアには、20種類500匹ものクラゲが展示されているのだそうです。蒸し暑い中、某水族館さんの広告を見ていると、涼しそうで、興味をそそられました。
このように筆者である私が思わず行動してしまったのは、一瞬で人を惹きつける「秀逸なキャッチコピー」があってのことです!
ちなみにこの「Osaka Metro ドア横額面」の広告スペースに興味を持たれた方はコチラからご覧ください!
さらに翌日、梅田周辺を歩いていると、またまた某水族館さんの広告に遭遇!!
ボリューム感のある広告が掲出されていたので、さらに某水族館さんのキャッチコピーが刷り込まれていきました。
優秀なキャッチコピーも1回だけではなく、複数回、訴求することができれば、一般の生活者の頭の中へブランドイメージを浸透させることにも役立ちます。また私のように、電車内や電車の外(駅や公共の通路)の中で出会ったことをきっかけにして、生活者がWeb検索するきっかけを作ることもできます。
さて、次に取り上げるのはコチラです。
(写真は、阪急電鉄 大阪梅田駅3階の改札内円柱です。広告スペース情報はコチラから)
大型の円柱広告に出現したのは、某ゲームに出てくる登場人物たちです。ゲームの中に出てくる登場人物たちが、47都道府県の名所に出現する、という設定のビジュアルとなっており、ファンにとっては嬉しい広告展開です。サービス展開の5周年記念のために展開された広告展開なのだそうです。
迫力のあるビジュアルは、駅の改札内に留まらず、たくさんの場所で掲出されていて、その世界観を見る人に伝えていました。筆者はゲームのことを知らなかったのですが、それでも「どんなゲームなんだろう?」という興味をそそられました。
■阪急大阪梅田駅ロング60 (広告スペース情報はコチラから。)
■阪急大阪梅田駅 宝塚パネルB(広告スペース情報はコチラから。)
このように複数のビジュアルを使って、通行する人々に世界観を伝えることはファンを増やすきっかけにもなる展開の一つです。インターネット上のサービスを公共のリアルな空間へ出すことによって、既存のファンの共感を醸成しながら、新しいファンの獲得も目指すという展開が今後増えていくことが予想され、楽しみです!
さて、今回の「好奇心をくすぐられる今週の交通広告」はいかがでしたでしょうか?
今後も不定期になりますが、こういった気になる広告事例を取り上げていきたいと思います。身近な駅の広告にぜひ注目ください!
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