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駅広告

駅広告とは?種類や使い方ガイド

公開日:2023年05月24日 (水)
更新日:2024年01月27日 (土)
駅広告とは?種類や使い方ガイド

鉄道の駅構内で実施できる「駅広告」について、広告費や種類、効果、注意点をまとめました。広告媒体選びにぜひお役立てください。

駅広告とは?

駅広告とは「鉄道の駅構内で実施される広告」の総称です。「駅ポスター広告」と呼ばれている紙のポスターから、「デジタルサイネージ広告」と呼ばれる映像広告、「駅看板」と呼ばれる長期PR用の広告設備や「SP広告」と呼ばれる天井や壁面、柱に臨時で実施ができる広告など、実にさまざまな種類があります。

駅広告で狙えるターゲット

幅広い駅利用者をターゲットです。特に通勤で鉄道を利用する会社員や日常的にアクティブに行動する学生層へ繰り返し情報を届けることができます。また施設が集積している都市部の大型駅はターミナル駅と呼ばれていますが、会社員や学生はもちろんのこと、買い物客や旅行客などにも、効率的に情報を届けることができるのです。

駅広告の定番とは?

駅広告の定番は「駅ポスター広告」と「駅看板広告」です。希望駅を選んで1面から低価格で気軽に広告を実施できます。地域に密着した広告が実施できるため、郊外でも都市部でも人気がある広告です。

販売期間は「7日」単位から「1ヵ月」や「1ヵ年」と設定はまちまちです。広告費も駅の利用者数や立地、サイズ、利用期間、広告の形状(電照型か非電照型か)をもとにして、場所ごとに定められていることが多くなっています。例えば、全国に名が通った駅の広告料金を見てみると、意外と気軽に広告が出せる設定となっています。

広告サイズ

実施期間

鉄道

広告料金(税別)

B0横

1,030 × 1,456

(縦×横・mm)

7日

JR

JR東日本

東京駅

¥76,000

JR東海

名古屋駅

¥54,000

JR西日本

大阪駅

¥77,200

JR九州

博多駅

¥58,000

私鉄

東急

渋谷駅

¥70,000

阪急

大阪梅田駅

¥56,000

地下鉄

東京メトロ

東京駅

¥66,000

大阪メトロ

梅田駅

¥60,000

※2023年4月現在

外せない駅広告の「トレンド」

最近の駅広告のトレンドを2つご紹介します。

1つ目のトレンドは「駅デジタルサイネージ広告」が人気です。多くの人が行き交う駅の一等地に液晶パネルが設置されることが多くなりました。数分に一度の頻度で定期的に広告放映されるプランもあれば、特定の企業1社でサイネージを買い切って1日中広告を出せるプランも発売されています。複数駅に、同一期間内に放映できるセット商品もあります。

2つ目のトレンドは「駅広告の大型化」です。人の背丈よりも大きい特大サイズの「大型ポスター」や1か所に広告を集中掲出させる「集中貼」、駅のホームや通路の壁面に一斉広告を出す「駅ジャック広告」があります。人の集まる大規模な駅に設置されることが多く、大型広告は目立つため人気です。

次に、駅広告を検討する上での魅力(メリット)や留意点(デメリット)も押さえておきましょう。

駅広告の魅力と効果、留意点

駅広告 3つの魅力と効果(メリット)

認知度を高める。

駅広告は、通勤や通学の途中に自然と目に入ってくる広告です。繰り返し目に触れることで、御社の製品やサービスの認知度向上に効果を発揮します。

信頼性を高める。

公共スペースである「駅」に広告が出すためには、鉄道独自の審査があり、一定基準をクリアーしている必要があります。新サービスや新店舗の告知の際に広告掲出できるということは、御社の製品やサービスへの信頼性の向上にもつながります。

話題性の生み出す。

認知度を獲得することに加えて、広告のビジュアルやアイデア次第で、SNSへの拡散による話題化に成功した事例もあります。人が集まりやすいのが駅の構内で広告をできる利点です。

駅広告 2つの注意点(デメリット)

効果測定がしづらい。

オンライン広告と比較すると、駅広告は実際の接触回数やコンバージョン数を把握することが難しい広告です。ただ一部の駅では、ビデオリサーチのSOTO/exなどのようなマーケティングツールを使って、事前に広告効果を予想できる場合もあります。またQRコードの活用することで、駅広告の効果測定を行っている事例もあります。

鉄道ごとに基準や規格が異なる。

鉄道ごとに広告デザインや内容に独自の審査基準を設けています。また広告設備によって、納品仕様が異なることがあります。広告実施まで時間が少ない場合に、広告申込を諦めざるをえない状況になってしまう場合がありますので、早めの広告検討をご検討ください。

駅広告の種類や実施事例

駅広告には、どんな広告種類があってどんな企業の利用が多いのでしょうか。代表的な広告の種類や実施事例を見ていきましょう。

駅看板広告

駅看板広告は、駅のホームや駅構内の通路などに設置されている看板です。サインボード広告と呼ばれることもあります。6ヵ月や1年以上の長期間で利用されることが多くなっています。特定の駅利用者に向けて、自社のブランド、製品やサービスの告知でよく利用されています。「認知度UP」や駅からの「店舗誘導」として使われることも多くなっています。

駅看板広告は、その形状・仕様によって、さまざまな呼び名があります。大きくは「電気設備の有無」で分けられます。電気設備のない場合は、電照式看板や内照式看板、LED式看板、コルトン看板などと呼ばれています。一方で、電気設備のない駅看板は、非電照看板や額面看板、建植看板などと呼ばれています。

郊外の駅では、病院やクリニック、不動産仲介会社、教育関係(大学・中学高校・学習塾)、駅周辺の事業所や店舗の広告が多くみられます。都市中心部の大型(ターミナル)駅では、大型商業施設やそのテナント、有名企業のブランド告知も多く見られます。

駅看板広告はこちらで詳しくまとめています。あわせてお読みください。

駅貼ポスター

駅貼ポスターは、駅構内に設置されたポスター専用の広告スペースです。7日単位の設定が多くなっています。新店舗や新サービスの「オープン告知」や既存企業の「社名変更」、期間限定の「キャンペーン告知」、「イベント・催事告知」で実施しているケースが多くあります。

1駅1枚から気軽に掲出できる「単貼ポスター」や複数の掲出場所がパッケージ化された「セット駅貼」広告があり、目的や予算にわせて、様々な企業で利用されています。街の個人商店から、学校や商業施設のような地域密着型の広告から、世界的なファッションブランドやIT企業、ゲーム・ソフトウェア会社まで、さまざまです。また最近では「応援広告(センイル広告)」のようなアイドルのファンクラブ単位がお金を出し合って広告を出すケースも増えてきました。

駅貼ポスターは、1駅の1カ所から掲出できることから「単駅貼」広告とか「単貼り」広告とも呼ばれます。「セット」と商品名の中についている場合は、 1枚以上がパッケージ化されています。複数の鉄道にまたがってパッケージ化されている場合は「ネットワーク駅貼」と呼ばれることもあります。

駅デジタルサイネージ広告

駅デジタルサイネージ広告は、駅構内の柱や壁面に埋め込まれた液晶ディスプレーを指します。7日単位での販売が多いです。6分に1回や3分に1回などの頻度で複数企業の広告が順番に掲出されることが多くなっていますが、近年、1社で独占できる駅デジタルサイネージ広告も登場しています。音声は出せない場所が多いです。ただし、最近になって音声が出せる場所も登場して注目されています。また駅ポスター広告は、駅ポスター広告のように、ポスターの用意が不要です。そのため環境にやさしい広告としても認知され始めています。

人の行き交うよい場所に設置されている駅デジタルサイネージ広告は、全国の有名企業や教育機関、行政の観光誘致などで多く使われています。また地元に密着した店舗やサービスの広告事例も多くあります。よい場所で複数面が掲出される割には、広告費は安価で実施できるという特徴があるため、さまざまな企業が利用しています。

駅デジタルサイネージ広告については、こちらで詳しくまとめています。

臨時広告・SP広告

臨時広告(SP広告)は、駅構内で臨時で出される広告です。掲出場所は、駅構内の壁面や柱面、床面、天井面など、さまざまです。通常時には広告がない場所に突如として広告が現れる臨時広告は、駅利用者にインパクトを与えます。形状から、フラッグ広告、シート広告、フロア広告、柱巻広告(アドピラー)などと呼ばれています。掲出期間は7日や1ヵ月など比較的短期間です。

臨時広告は、いつもは設置されていない場所に広告のため、広告実施プランを作成して、鉄道側へ申請を行い、打合せして実施許可を得る流れが多くなっています。申請には時間を要することが多くなっていますので、ご注意ください。また常設広告ではないため、広告取付を行うための費用が広告費用とは別に必要な場合が多くなっていますので、ご留意ください。

イベントスペース・駅ラック広告、その他

駅構内の特徴を活かした広告は、他にもさまざまあります。例えば、人が集まる大型駅ではイベントスペースが設定され、企業の販促スペースとして、展示やサンプリングが行われています。また気軽に駅でチラシを置きたいというニーズに応える形で、駅ラック広告が設置されている鉄道もあります。ご希望の駅でどんな広告が展開ができるのかをお知りになりたい場合は、広告代理店にお問合せください。

イベントについてをまとめた関連記事です。

まとめ

ここまで駅広告の特徴や魅力、注意点、実施事例、種類について簡単にお伝えしてきましたが、いかがでしたか。駅利用者をピンポイントに広告訴求できる駅広告。駅広告と言っても様々な種類があります。広告内容や予算に応じて広告媒体をチョイスることも重要です。

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