東京メトロ広告の3つの大きな魅力とは?
東京メトロの広告は、単なる交通広告以上の価値を提供します。毎日多くの人々が利用する東京メトロは、広告主にとって非常に魅力的なプラットフォームです。その理由は、圧倒的な利用者数、ターゲット層の質、そして広告メディアの多様性に集約されます。これらの要素が組み合わさることで、他の広告媒体では実現が難しい高い広告効果が期待できるのです。
世界有数の利用者数を誇るリーチ力
東京メトロは、1日に約595万人(2022年度平均)もの人々が利用する、世界でも有数の規模を誇る鉄道です。この膨大な利用者数は、広告の「リーチ力」に直結します。多様な路線が都心部を網羅しているため、ビジネスパーソンから学生、観光客まで、非常に幅広い層に対して広告メッセージを届けることが可能です。一度の広告出稿で、これほど多くの人々の目に触れる機会を得られるのは、東京メトロ広告ならではの大きな強みと言えるでしょう。
首都圏の消費意欲が高い層への訴求
東京メトロの利用者は、都心で働くビジネスパーソンや、買い物やレジャーを楽しむ人々が中心です。これらの層は、一般的に消費意欲が高く、情報感度も鋭いという特徴があります。そのため、新商品や新サービスのプロモーション、あるいは企業のブランディングにおいて、非常に質の高いターゲットとなり得ます。購買力のある層に直接アプローチできる点は、広告主にとって大きなメリットです。
多様な広告メディアによる表現の幅
東京メトロでは、従来からの中吊り広告や駅ポスターに加え、デジタルサイネージ(車内ビジョン)など、多種多様な広告メディアが用意されています。静止画だけでなく動画も活用できるため、商品やサービスの魅力をよりダイナミックに、そして深く伝えることが可能です。 表現の選択肢が豊富なため、広告の目的に合わせた最適なメディアを選び、クリエイティブなアイデアを最大限に活かしたキャンペーンを展開できます。
東京メトロの主要な駅広告メディア
東京メトロは首都圏屈指の地下鉄ネットワークを活用し、多様な駅広告メディアを展開しています。紙媒体のポスターから最新のデジタルサイネージまで、広告主のニーズに応じた豊富な選択肢を提供しており、各駅の特色を活かした効果的な広告展開が可能です。
大型空間を活用したプレミアム広告メディア
大型空間を活用したプレミアム広告メディアは、東京メトロの中でも特に高い訴求力を誇る媒体群です。これらのメディアは、複数のポスターを連続的に配置することで、駅構内での強力な視覚的インパクトを創出し、ブランド認知度の大幅な向上と話題性の創造を実現します。新商品の大々的な発表や企業の重要なキャンペーンなど、市場に強いメッセージを送りたい場合に最適な選択肢となります。
新宿スーパープレミアムセット

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会社名
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東京メトロ
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駅
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新宿駅
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広告媒体名
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新宿スーパープレミアムセット
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期間
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7日
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サイズ・数量
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B0サイズ×20枚
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広告料金
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¥1,400,000(税別)
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新宿駅メトロプロムナードに展開される東京メトロ最大規模のポスター広告セットです。全長約80mにわたる巨大スペースにB0サイズのポスター20枚を一挙に掲出し、圧倒的なインパクトと存在感を演出します。1日180,278人の利用者に対して、大規模なキャンペーンや話題性を重視するプロモーションに最適な媒体として機能します。
銀座駅プレミアムセット

銀座という日本屈指の高級商業エリアに位置する銀座駅で展開されるプレミアム広告セットです。3路線(銀座線・丸ノ内線・日比谷線)が乗り入れる交通拠点として、1日188,770人という豊富な利用者数を誇ります。高所得者層や海外観光客が多く利用する銀座エリアの特性を活かし、ラグジュアリーブランドや高級サービスの広告展開に特に効果的です。
デジタルサイネージによる動的広告メディア
デジタルサイネージメディアは、従来の静止画ポスター広告とは一線を画す、動的で印象的な広告表現を可能にする最新の広告媒体です。映像と音響を組み合わせた多彩な表現により、利用者の注目を効果的に引きつけ、ブランドメッセージの深い浸透を実現します。特に若年層やデジタルネイティブ世代への訴求に優れた効果を発揮し、リアルタイムでのコンテンツ更新も可能な柔軟性を持っています。
表参道駅MCVジャック

表参道駅中央改札内に設置されたデジタルサイネージを1社で買い切る高級媒体です。トレンドの発信地である表参道という立地特性を活かし、ファッション・美容・ライフスタイル関連のブランディングに特に効果的です。日々154,173人の利用者に対し、動画コンテンツによる印象的な訴求が可能です。
渋谷55ストリートビジョン

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会社名
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東京メトロ
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駅
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渋谷駅
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広告媒体名
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東京メトロ渋谷駅 渋谷55 ストリートビジョン
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期間
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7日
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サイズ・数量
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シート:H2,445×W1,385㎜×24面 サイネージ:約94インチ×24面(1社買切り)
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広告料金
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¥6,000,000(税別)
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渋谷駅構内に設置されたシートとサイネージを組み合わせた複合型メディアです。若者の街・渋谷という立地特性と158,056人の日々利用者数により、若年層向けブランドやエンターテイメント関連の広告に絶大な効果を発揮します。空間全体をジャックすることで、圧倒的な存在感を創出できます。
エリア特性を活かした戦略的広告メディア
エリア特性を活かした戦略的広告メディアは、各駅の立地特性や利用者層の特徴を最大限に活用した、コストパフォーマンスに優れた広告媒体群です。比較的リーズナブルな価格設定でありながら、ターゲット層に対する高い親和性を持ち、効率的なマーケティング効果を実現します。地域密着型のビジネスから全国展開企業まで、幅広い業種・規模の企業が活用できる柔軟性を備えています。
渋谷駅単貼ポスター

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会社名
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東京メトロ
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駅
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渋谷駅
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広告媒体名
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【駅単貼ポスター】東京メトロ 渋谷駅
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期間
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7日
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サイズ・数量
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B0サイズ1枚(B1・B2も選択可)
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広告料金
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B0:¥66,000 / B1:¥33,000 / B2:¥16,500(税別)
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比較的リーズナブルな価格設定で渋谷駅への広告出稿を可能にする単体ポスター媒体です。月・水・金曜日開始の柔軟な開始日設定により、キャンペーンのタイミングに合わせた広告展開が可能です。予算規模を問わず渋谷というプレミアムロケーションでの訴求を実現できます。
新橋駅柱巻
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会社名
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東京メトロ
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駅
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新橋駅
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広告媒体名
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東京メトロ 新橋柱巻(改札内)
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期間
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7日
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サイズ・数量
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H2,220×W1,570㎜他×7本
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広告料金
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¥550,000(税別)
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ビジネス街の拠点である新橋駅改札内の柱7本を活用した柱巻広告です。173,836人の日々利用者の多くがビジネスパーソンであることから、B2B関連サービス、金融商品、ビジネス向けソリューションなどの広告に高い親和性を示します。柱の立体構造を活かしたユニークなビジュアル表現も可能で、駅空間を彩る効果的なメディアとして機能します。
東京メトロの主な車両広告
駅広告と並んで東京メトロ広告の主軸となるのが、電車内に掲出される「車両広告」です。乗客は乗車中、閉じた空間で比較的長い時間を過ごすため、広告に注目してもらいやすいという大きなメリットがあります。ここでは、代表的な車両広告を3つ紹介します。
中吊りポスター
車両広告の中で最も代表的で、注目率が高いメディアが中吊りポスターです。通路の真上に掲出されるため、立っている乗客からも座っている乗客からも視界に入りやすく、多くの人々に情報を届けられます。週単位での掲出が基本で、キャンペーンの告知や新商品の紹介など、短期集中型のプロモーションに適しています。

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会社名
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東京メトロ
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路線
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全線
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広告媒体名
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東京メトロ中吊全線
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期間
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7日
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サイズ・数量
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B3、9,900枚
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広告料金
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¥6,000,000(税別)
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窓上ポスター
座席の上に掲出される窓上ポスターは、主に座っている乗客に対して効果的な広告です。乗客の目線の高さにあり、乗車時間が長くなるほど繰り返し目に触れるため、広告内容をじっくりと読んでもらい、深く理解してもらうのに向いています。ブランドストーリーの訴求や、少し複雑な情報の伝達にも活用できます。

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会社名
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東京メトロ
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路線
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全線
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広告媒体名
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東京メトロ まど上全線
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期間
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1ヶ月
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サイズ・数量
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H280×W515㎜ 3,300枚
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広告料金
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¥9,080,000(税別)
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車内ビジョン(Tokyo Metro Vision)
ドアの上部に設置された液晶モニターで放映される動画広告が、車内ビジョン(Tokyo Metro Vision)です。音声は出ませんが、動きのある映像で乗客の注意を強く引きつけられます。商品やサービスの魅力をダイナミックに伝えられるため、視覚的なインパクトを重視する広告に最適です。天気予報やニュースなどのコンテンツと共に放映されるため、自然な形で視聴されることが期待できます。

なお、上記の料金等の情報は2025年8月時点のものです。
東京メトロ広告の申し込み手順を解説
東京メトロへ広告を出稿するには、いくつかのステップを踏む必要があります。事前に全体の流れを把握しておくことで、スムーズに掲出まで進めることができます。基本的には、指定の広告代理店を通じて手続きを行うことになります。ここでは、一般的な申し込みから掲出までの手順を5つのステップに分けて解説します。
広告代理店へ問い合わせる
まず、東京メトロの広告を取り扱う指定広告代理店に問い合わせます。どの広告媒体が自社の目的に合っているか、予算はどれくらいか、といった相談から始めましょう。実績の豊富な代理店であれば、効果的なプランの提案や、複雑な手続きのサポートを期待できます。
広告枠の空き状況を確認し仮押さえする
出稿したい広告媒体と時期が決まったら、代理店を通じて広告枠の空き状況を確認します。人気の路線や駅、時期によっては、数ヶ月前から予約が埋まっていることも少なくありません。希望の枠が空いている場合は、速やかに仮押さえを依頼します。通常、仮押さえに費用はかかりません。
広告内容の審査を受ける
広告を掲出するには、東京メトロの広告審査基準をクリアする必要があります。景観や公共性を損なうもの、誇大広告や誤解を招く表現など、いくつかの禁止事項が定められています。デザイン案や広告文案が完成したら、代理店を通じて審査を申請します。修正が必要な場合は、指示に従って対応します。
制作し入稿する
審査を通過したら、広告物を制作します。ポスターの場合は印刷会社へ、デジタルサイネージの場合は映像制作会社へ発注します。完成した広告物は、定められた仕様とスケジュールに沿って、指定の場所に入稿する必要があります。遅延すると掲出できない場合があるため、スケジュール管理は徹底しましょう。
広告を掲出する
入稿が完了し、掲出開始日を迎えると、実際に広告が掲出されます。掲出期間中は、実際に現地を訪れて、どのように広告が見られているかを確認することも重要です。今後の広告戦略を立てる上で、貴重なフィードバックを得られるでしょう。
東京メトロ広告の注意点を解説
東京メトロ広告は非常に効果的なプロモーション手段ですが、出稿にあたってはいくつか注意すべき点があります。これらのポイントを事前に理解しておくことで、トラブルを未然に防ぎ、広告効果を最大化することができます。ここでは、特に重要な3つの注意点について解説します。
広告内容には審査がある
東京メトロは公共交通機関であるため、掲出される広告には厳格な審査基準が設けられています。公序良俗に反するもの、差別的な表現、非科学的または誇大な表現を含む広告は掲出できません。また、業種や商品によっても個別の規定が存在します。広告のデザインやコピーを作成する際は、これらの審査基準を十分に理解し、抵触しないように注意深く進める必要があります。
H3:希望の広告枠が埋まっている可能性
多くの企業が広告出稿を希望するため、特に主要駅や人気路線の広告枠は、数ヶ月先まで予約で埋まっていることが珍しくありません。新商品の発売やキャンペーンのタイミングに合わせて広告を出したい場合は、できるだけ早い段階から計画を立て、広告代理店に相談して枠を確保することが重要です。希望の枠が取れない場合に備えて、代替案をいくつか用意しておくと良いでしょう。
制作・入稿スケジュールを遵守する
広告物の制作から入稿までには、厳密なスケジュールが定められています。例えば、ポスター広告であれば印刷から納品までの期間、デジタルサイネージであれば映像データの作成と入稿の締め切りなどです。これらのスケジュールに遅れてしまうと、予定通りに広告を掲出できなくなる可能性があります。制作会社や広告代理店と密に連携を取り、余裕を持ったスケジュール管理を心がけることが不可欠です。
まとめ
本記事では、東京メトロ広告の魅力から駅・車両ごとの具体的なメディア、料金、申し込み手順、そして注意点に至るまで、網羅的に解説しました。世界有数の利用者数を誇る東京メトロは、多様なメディアを活用することで、首都圏の消費意欲が高いターゲット層に効果的にアプローチできる強力な広告媒体です。本記事で得た情報を活用し、ぜひ貴社のマーケティング活動にお役立てください。
ekicoには、鉄道ごとの広告媒体を一覧で見ることができる「料金表一覧ページ」を設けています。さらに広告料金の相場を知ったり、広告の比較をされるのに便利です。ご覧ください。⇒ 「広告料金表」
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